• 13/11/13 AD-16 HORSEHIDE BRITISH HUNTING JACKET

    今日は今週土曜日に発売する新型ジャケットのご紹介です。
    レザージャケットはこのAD-16が今年最後の入荷になります。

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    AD-16  HORSEHIDE BRITISH HUNTING JACKET
    BLACK, ANTIQUE BEIGE  Size 36,38,40 

    先日SHEEPSKINのモーターサイクルコートを発売しましたが、
    こちらも同じようなコートレングスですが、
    よりカジュアルなイギリス製のハンティング(スポーツ)ジャケットがベースになっています。
    ハンティングジャケットでも年代や国、例えばイギリスとアメリカでもデザインや雰囲気に違いはありますが、
    個人的な好みではやはりイギリス物のほうが気品があり好きなスタイルです。
    ブーツだけではなくきれいめな靴との相性が良いのもUKスタイルだからですね。

    革はADDICT CLOTHES NEW VINTAGEオリジナルホースハイドです。
    従来の馬革のイメージとは違う軽く柔らかい革で、着れば着るほどツヤが増していきます。
    馬革特有の透明感のある色と良い意味での色ムラが出るのが特徴です。
    過去いくつかのライダースでも使っている革なので、変化の仕方はそれらと同じです。

    どちらも元々はアウトドア用のスポーツジャケットなので似たディティールを持っていますが、
    年代や細かい使用用途によってデザインに違いが生まれています。

    モーターサイクルコートに比べハンティングジャケットはポケットが多く装備されています。
    裾の大きなフラップポケットの他にハンドウォーマーも2つ、前立ての裏には隠しポケットが1つと、
    腰には仕留めた獲物を入れる為の大きなポケットが付いています。
    まさか都市生活で動物を入れる事はありませんが、
    普段着でもバイクに乗る場合でもポケットが多いのは何かと便利です。
    AD-10 BMC JACKET同様やはりスポーツジャケットは機能的ですね。

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    フロントジッパーは上下開閉可能なダブルジップ。
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    襟にはモーターサイクルコートと似た大きなチンガードが付いています。
    襟がコーデュロイになっているのは、襟を立てた状態で革が肌に当たらないようにする為です。
    日本の冬に着る場合でもこの襟を立てればマフラーやストールも必要ありません。

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    こちらもモーターサイクルコートと同じく通気を良くするベンチレーションハトメ。

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    首だけではなく袖口からの風の進入を防ぐ為、内リブ仕様になっています。

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    ライニングはオリジナルで作成したUKスタイルのコットンチェックです。
    ラグランスリーブでややゆとりのあるシルエットなので中に着込めば冬のコートとして、
    それ以外の季節はジャケットとしても使えます。

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    アンティークベージュはヴィンテージの雰囲気をそのままに、
    ブラックは本来ハンティングジャケットでは存在しないカラーなので新鮮で洗練された雰囲気です。

    秋から春まで活躍するとても実用的なロングジャケットに仕上がりました。
    街着はもちろんバイクでの着用もサマになると思います。
    ありそうでなかなか無いレザージャケットなのでぜひ実物をご覧ください。

    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE 
    石嶋 聡

  • 13/11/12 AD-D-01,01B HOODED RIDERS DOWN VEST

    昨年、一昨年と発売して好評だったレザーダウンベストがごく少量だけですが入荷しました。

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    AD-D-01, 01B SHEEPSKIN  HOODED RIDERS DOWN VEST
    Black Size 36,38,40 

    NEW VINTAGEのライダースで使用している革とは少し違ったシープスキンを使用したレザーダウンベストです。
    レザーダウンですが驚くほど軽量で暖かく、ライダースと重ね着できるよう作ったベストです。

    詳しくは昨年の記事をご覧ください。

    http://addict-clothes.com/blog/aparerl-blog/leather-jacket-aparerl-blog/2154/

    http://addict-clothes.com/blog/aparerl-blog/leather-jacket-aparerl-blog/2175/

    http://addict-clothes.com/blog/aparerl-blog/leather-jacket-aparerl-blog/2181/

    このベストは今回が最後の入荷になると思いますので、気になる方はこの機会にぜひ。

    ADDICT CLOTHES

  • 13/11/08 AD-10 SHEEPSKIN BMC JACKET

    明日はAD-15 SHEEPSKIN MOTORCYCLE COATと同時にもう一型発売があります。
    ちょうど1年前に発売してとても好評だったこちら、

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     AD-10 SHEEPSKIN BMC JACKET Black Size 36,38,40 

    基本的には昨年発売したものと同じなので、詳細は昨年の記事をご覧ください。

    http://addict-clothes.com/blog/aparerl-blog/leather-jacket-aparerl-blog/2156/

    昨年は取り外し可能なアルパカ混のウール×アクリルのボアベストが付属しましたが、
    今回はメルトン素材に変更になります。

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    昨年のものに比べ少し重くはなりましたが、
    厚みが減った分ベストの有無での着用感の違いが少なくなりました。
    真冬はベストを付けてコートとして、それ以外の季節はベストを外せばジャケットとして着まわせます。

    革はもちろんADDICT CLOTHES NEW VINTAGEオリジナルシープスキンです。
    店頭で見たことがある方も多いと思いますが、
    昨年発売したジャケットのサンプルを、街着としてもバイクに乗るときもほぼ毎日着ていたのがこちらです。

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    週に1.2回の着用ではここまで変化するのにはかなり時間が掛かりますが、
    ゆっくりとこのような変化を楽しむことができます。

    もちろんシープスキンのライダースと同じような経年変化をしていきますが、
    デザインがコートタイプになると全く雰囲気は変わります。
    シープスキンライダースを気に入っていただいている方々にはぜひ試していただきたいジャケットです。

    明日発売のAD-10,AD-15共とても良い仕上がりなのでぜひ実物をご覧ください。

    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE 石嶋 聡

  • 13/11/07 AD-15 SHEEPSKIN DOUBLE BREASTED MOTORCYCLE COAT

    やっとレザーを着るのにちょうど良い気温になりました。
    来週から更に寒くなるようですが、今日は土曜日発売の冬用アウターのご紹介です。

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    AD-15  SHEEPSKIN DOUBLE BREASTED MOTORCYCLE COAT
    BLACK,  Size 36,38,40 

    以前MY COLLECTIONで紹介したモーターサイクルコートがベースになっています。

    詳しくは以前のMY COLLECTIONもぜひご覧ください。

    http://addict-clothes.com/blog/aparerl-blog/vintage-jacket/2335/

    革はもちろんADDICT CLOTHES NEW VINTAGEオリジナルシープスキンです。
    オールレザーのコートはどうしても重くなってしまい着用しずらいのが難点でしたが、
    シープスキンを使うことにより格段に軽くすることができました。
    あまり知られていないようですが、
    牛革や馬革と比べても羊革は保温性に優れ、冬場のアウターにも向いています。
    着れば着るほどアジの出る革なので、一冬頻繁に着ているとかなり良い雰囲気に育ちます。
    どうしても防寒優先になってしまう真冬のアウターですが、
    ライダースのような感覚で楽しんで着用できるコートです。

    先日発売したAD-14 BRITISH HUSKY SPORTS JACKETと同じルーツから作られたスポーツコートになります。
    一見ドレッシーなデザインですが、各部のディティールはアウトドア用のディティールが詰め込まれています。

    ライニングは身頃がアルパカ混のウール×アクリル、
    厚手のコーデュロイ、袖には薄い中綿キルトが付けられています。
    これだけ防寒仕様になっていても嫌な重さが全くありません。

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    襟には大きなチンガードが付いています。
    襟を立てると見た目のカジュアルさが増すのはもちろん、アウトドア用に風の進入を防ぐ役目を果たしています。
    変形ヨークも古い時代特有のディティールです。

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    脇には通気を良くするベンチレーションハトメ、

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    袖口にも風の侵入を防ぐための調節ベルトが付きます。
    アナログなディティールですが、スポーツコートには必要不可欠です。

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    取り外し可能なベルトにはAD-13 BRITISH EARLY MOTORCYCLE JACKETにもつけた革巻きバックル&金具が付きます。
    ウエストでベルトを締めるとクラシカルに、外せば少しカジュアルに着れます。

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    これ1着で冬を越すことができるとても実用的なレザーコートです。
    寒い冬に防寒目的で着ているだけで自然と良いアジがでていきます。
    冬が終わる頃にはどういった経年変化しているかとても楽しみな1着に仕上がりました。
    ぜひ実物をご覧ください。

    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE 石嶋 聡

  • 13/11/03 振り替え休日について

    明日4日は月曜日ですが祭日の為営業いたします。
    翌5日火曜日は振り替え休日とさせていただきます。

    ご来店予定の方はお間違えのないようお願いします。

    ADDICT CLOTHES

  • 13/10/31 AD-14 SHEEPSKIN BRITISH HUSKY SPORTS JACKET

    今日は土曜日発売の新型ジャケットのご紹介です。

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    AD-14 SHEEPSKIN BRITISH HUSKY SPORTS JACKET 
    BLACK, LIGHT BROWN Size 34,36,38,40 

    以前MY COLLECTIONでも紹介した、イギリスの襟付きシングルライダースジャケットの原形となる、
    よりクラシックなセンタージップジャケットのご紹介です。

    詳しくは以前のMY COLLECTIONもぜひご覧ください。

    http://addict-clothes.com/blog/aparerl-blog/vintage-jacket/2305/

    スポーツジャケットという名前は日本でも既に有名だと思いますが、
    それはアメリカ製のフロントがジップorボタンで袖口がカフス仕立てになっているジャケットだと思います。
    しかし元々スポーツというのは日本での=運動という意味とは違い、
    古くは上流階級者の趣味として行われていた、屋外で行う趣味全般の事をさしています。
    例えばフィッシングやハンティングなどがそうですし、その後はバイクや車、
    いわゆるモータースポーツも加わっていきます。
    そんなわけでもちろんイギリスにもスポーツジャケットは存在します。

    下の画像は1954年のモーターサイクルパーツ&ウェアを販売していた会社のカタログです。

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    今回作ったジャケットとは少しデザインが違いますが、
    大きめの襟にフロントジッパー、袖のカフス仕立て、説明には羊毛ライナーと書かれています。
    60年代以降のセンタージップジャケットに細かな違いがあるように、
    この時代のスポーツジャケットにもブランドによって細かな違いがあったのは確かです。

    スポーツジャケットと言うだけあって先日のAD-13 BRITISH EARLY MOTORCYCLE JACKET同様、
    今回のAD-14もアメリカ的な雰囲気を感じると思います。

    革はもちろんADDICT CLOTHES NEW VINTAGEオリジナルシープスキンです。
    BLACKは着込むほどに芯の茶色が見え、LIGHT BROWNは芯も薄茶ですが、
    こちらも着込むほどにメリハリのあるアジが出ていきます。

    AD-01よりも大きく横に開いた襟とフロントジップのムシが隠れているのがポイントです。

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    UKライダースはフロントジップのムシが見えているのが特徴ですが、
    この時代はまだムシ隠しが多く使われています。
    ムシが隠れているとそれだけでかなりアメリカっぽい雰囲気になりますね。

    腰と袖口にはタックが入ります。
    これにより可動性が広がるのはもちろん、ルックスもよりオールド感が増します。

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    ライニングはアルパカ混のウール×アクリルです。

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    当時から寒いイギリスで使われていた冬用スポーツジャケットディティールです。
    日本でもレザーライダースだけだと真冬はかなり寒いですが、これなら冬も簡単に越せます。

    AD-01同様シンプルで使いやすいセンタージップジャケットです。
    見慣れたアメリカ製スポーツジャケットに近いデザインなのでデニム等との相性も良く、
    いつものパンツに合わせるだけでクラシック感を楽しめるジャケットです。
    ぜひ実物をご覧になってください。

    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE 
    石嶋 聡

  • 13/10/30 AD-B-01B 01S UK BRIDLE LEATHER GARRISON BELT

    サイズ欠けしていたAD-B-01B 01S GARRISON BELTが再入荷しました。

    革は2種類、アジの出やすい4.5mm厚の01B、
    01Bに比べ少しだけ薄い3.5mm厚で、より硬く独特の光沢が特徴の01S、
    いつも28インチや30インチはすぐにサイズ欠けしてしまいますので、
    気になる方はこの機会にぜひ。

    ADDICT CLOTHES

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  • 13/10/24 AD-12 SHEEPSKIN RESISTANCE JACKET

    今日は先日に引き続き土曜日発売の新型ジャケットのご紹介です。

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    AD-12 SHEEPSKIN RESISTANCE JACKET 
    BLACK Size 34,36,38,40 

    NEW VINTAGEのオイルドジャケットでも展開しているRESISTANCE JACKETのオールレザータイプです。
    NEW VINTAGEでは初のキルティングパッドジャケットになります。

    70年代中頃から80年代にかけてイギリスではバイクのカラーデザインやスタイルの影響もあり、
    派手なカラージャケットとパデッドスタイルのジャケットがポピュラーになっていきました。

    レーシーでライダースジャケットをよりいっそうシャープに見せるディティールなのですが、
    肩がいかつくなりすぎるとハードになりすぎるのが難点です。
    ただし数はあまりありませんが、
    ヴィンテージジャケットでもいくつかの条件を満たしているものはとてもシャープに着ることができます。
    今回はNEW VINTAGEでヴィンテージパデッドジャケットの雰囲気を残しつつも、
    着易くハードになり過ぎないバランスで作成しました。

    革はNEW VINTAGEのオリジナルレザー茶芯のシープスキンです。

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    NEW VINTAGEのシープスキン全般に言えることですが、
    着れば着るほどアジが出て、ツヤやシワが自分だけの形になっていきます。

    スタンドカラーの内側はコーデュロイ仕様です。
    更にOLD VINTAGEにも存在するディティールですが、
    ダブル部分の下襟の裏もコーデュロイになっているのが特徴です。
    ジッパーを開けて着ているときには革とコーデュロイの対比が、
    更に革にアジが出てきた際にはよりいっそうメリハリが出て良い雰囲気になります。

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    裏地はライダース同様綿入りのコットンキルティングですが、
    こちらはブリティッシュタイプのオリジナルチェックを使用しています。

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    そしてジャケット自体のシルエットですが、パデットジャケットはなるべくタイトにシャープに着たいので、
    腕周りやアームホールは他のモデルに比べ若干細く作っています。
    最初はタイトに感じるかもしれませんが、
    シープスキンということもあり、着用を重ねるにつれ新品時よりもかなり楽にはなります。

    着丈は長くしすぎるとポケットなどのディティールが崩れるので、
    OLD VINTAGEのパデッドジャケットよりも少しだけ長くしました。
    NEW VINTAGEだと、ここ数シーズンのAD-03とほとんど同じ長さです。

    先日の紹介したAD-13 BRITISH EARLY MOTORCYCLE JACKET同様、
    凝ったディティールのとても良いジャケットに仕上がりました。
    ありそうでないバランスのジャケットなのでぜひ実物をご覧になってください。

    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE 石嶋 聡

  • 13/10/22 AD-13 SHEEPSKIN BRITISH EARLY MOTORCYCLE JACKET

    今日は26日土曜日発売の新型ジャケットのご紹介です。
    新型ということもあり今日はVINTAGEの話も加えながら少しマニアックにいこうと思います。

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    AD-13 SHEEPSKIN  BRITISH EARLY MOTORCYCLE JKT 
    BLACK  Size 34,36,38,40

    イギリス製のヴィンテージライダースジャケットと言えば、
    アメリカ製のジャケットとは違うシンプルさやスマートさが特徴だと思いますが、
    こちらはエポレットにウエストベルト、背中のアクションプリーツにDポケット風ステッチ等、
    レザー製モーターサイクルジャケットの発展、普及の早かったアメリカからの影響を色濃く受けているデザインです。

    50年代にアメリカからイギリスに伝わったデザインとされていますが、有名なルイスレザーのブロンクスを初め、
    ハイウェイマンやノーブランドと言われるようなメーカーでも当時作られていたようです。

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    複数の魅力的なディティールを持つデザインですが、
    今まで数え切れないほどVINTAGE JACKETを販売した経験から言っても、
    このスタイルは日本ではそれほどポピュラーなデザインとは言えません。
    いわゆるアメリカ系Dポケットスタイルは日本でそれなりにポピュラーだとは思うのですが、

    それではなぜこのブリティッシュジャケットはポピュラーではないのでしょうか?

    古くからある理由として、まず日本人がジャストサイズで着用できる、着易い良い革のVINTAGE JACKETがほとんど無い為です。
    昔の記事でも説明していますが、元々ファッションではなくギアであるVINTAGE JACKETは、
    70年代以降タイトシルエットが普及し始め小さめサイズも増えてきますが、
    古い時代の物ほど大きいサイズしか出てきません。

    イギリス的なスマートなシルエットやディティールが好みの人が、
    アメリカ的なディティールでサイズが大きいVINTAGE JACKETを着てもかっこいいと思うはずがありません。
    一般的な日本人体系だと、実寸で36インチのVNTAGE JACKETをジャストで着られるならば、
    多少好みはあるにしても、驚くほどかっこいいジャケットだとわかると思います。
    VINTAGEで選ぶなら革はシープスキンか、重すぎず柔らかくてもアジのある牛革がベストです。
    しかしこのような条件を満たすVINTAGE JACKETが見つかる可能性は奇跡に近い確立です。

    そこで自分自身でもベストな1着を着たい欲求もありこの度作成を始めました。
    同じデザインでも50年代~80年代と時代が新しくなるにつれ、
    どんどんシンプルに細かなディティールは省略されていきます。
    今回は資料として持っている、最高にかっこいいディティールだけどシルエットがむちゃくちゃな50年代のデッドストックからディテールを使い、
    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGEの素材とシルエットで再現してみました。

    まずは敬遠されがちな背中に大きく入ったアクションプリーツですが、
    幅を狭く取ることによって見た目のクラシック感、腕の可動性を確保しながらも、
    いわゆる ”ダサイ” 感じにならないよう調節しました。
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    アクションプリーツは裾まで入らず初期のディティール同様腰上までなので、
    着用時には良いクラシック感が出ます。
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    着用時にはベルトに隠れ見えませんが、ウエスト両サイドにはマチ付きスリットが入ります。

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    これがあることによってウエスト周りの可動性も高まり、見た目もよりオールド感が出ます。

    フロントジッパーは上下開閉可能なダブルジップ。
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    NEW VINTAGEでは通常ライダースの裏地はコットンキルトの場合がほとんどですが、
    このジャケットにはオールド感のあるオリジナルで作成したウールの千鳥格子を付けました。

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    そして最後が今回の目玉です。
    細かい部分でたかがそんな事、と思われるかもしれませんが、
    このジャケットを作るにあたってどうしても必要だったパーツです。

    50年代に限らず、ウエストベルトが付くほとんどのイギリス製ヴィンテージモーターサイクルジャケットには、
    革巻きのバックルとベルト側の角カンをジョイントする金属金具が存在します。

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    これがオリジナルですが、取り外し可能な為VINTAGE JACKETでは欠損していることが多いパーツです。
    両面に刻印も入っていてさすがに古いイギリス物は芸が細かいですね。

    このパーツを長い間探していましたが、今では需要がなく作っていないようです。
    トレンチコートなどのベルト付きアウターでもベルトに革巻きバックルを直付けするのが当たり前です。

    しかし、個人的には昔からブリティッシュべルテッドジャケットにはこのパーツが付いているものだと思い込んでいるので、
    どうしても直付けが嫌で採算度外視になってしまいましたが、オリジナルでこのパーツを作成しました。

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    もちろんロゴは違いますが、しっかり両面とも刻印も入れてみました。

    パーツが多く古き良き部分と新しくするべき部分のバランスで苦労したジャケットでしたが、
    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGEのオリジナルレザーで着易く、
    古いディティールがふんだんに織り込まれた、とても良いジャケットに仕上がりました。
    ぜひ実物を見て試着をして頂きたいジャケットです。

    近日中にもう1つ新型ジャケットのご紹介をしたいと思います。

    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE 
    石嶋 聡

  • 13/10/20 OLD PRODUCTSについて

    早いもので本格的に新品のジャケットを作り始めて6シーズンが経ちました。
    これまでに色々なデザイン、素材、カラーでジャケットを展開してきましたが、
    バリエーションが溜まってきた為か、度々過去に買い逃した物や今になって興味を持って頂いた過去の製品に対するお問い合わせを頂きます。

    ウェブサイトでは整理する為に最新シーズンのラインナップと、過去のシーズンの物は分けて表示していますが、
    スペースの都合上店頭に出していない物も含めると、
    タイミングによってはそれなりに先シーズン以前の在庫もストックしている場合があります。

    過去の製品で興味のあるものがありましたら、一応お問い合わせ頂ければと思います。
    その場ですぐに調べられない在庫もありますので、
    該当するSTOCK LISTページからお問い合わせ頂けるとスムーズにお返事できると思います。

    ADDICT CLOTHES 
    石嶋 聡

  • 13/10/19 営業時間

    明日20日は展示会準備の為、13時~19時までの営業とさせていただきます。
    翌21日(月)が定休日、22日~25日はADDICT CLOTHES NEW VINTAGEの展示会の為、
    SHOPは休業とさせて頂きます。
    通信販売、商品に関するお問い合わせは受け付けておりますので、メールかお電話でお問い合わせください。

    26日(土)には新型ジャケットが発売になります。
    来週どこかで紹介したいと思います。

    ADDICT CLOTHES

  • 13/10/16 TURQUOISE BLUE JACKET

    少し遅れていましたが、キップレザーターコイズブルージャケットが入荷しました。

    オーダー頂いた方には既にご連絡済みですが、22日~25日まで展示会の為休業となりますので、
    店頭引取りをご希望の場合は、なるべくその前にご来店頂ければと思います。

    ADDICT CLOTHES

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  • 13/10/14 DENIM PANTS

    今日はNEW VINTAGEのデニムパンツのご紹介です。
    以前、1度詳しくシルエットなど紹介しましたが、現在は生地もより良いものに変更しています。

    生地は高級原綿であるジンバブエコットンを使用しています。
    コシはありながらもしなやかで柔らかい履き心地が特徴で、糊付きリジッドの状態でもストレスなく履けます。

    画像は半年以上ほぼ毎日AD-P-02 TIGHT SHOE CUT INDIGOを履いたものです。
    糊付きのまま3ヶ月ほど履いていたので、膝や股などはくっきりヒゲが出ています。
    今後は定期的に洗濯をして、色を落ちしてメリハリを楽しもうと思います。

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    R0029327

    STOCK LISTページにも画像は追加しましたが、
    品番ごとにシルエットをもう1度紹介しようと思います。

    まずはAD-P-02 TIGHT SHOE CUTです。
    ブーツカットシルエットですが、膝の絞りと裾の広がりがわずかなので、
    ほぼタイトなストレートシルエットに見えます。
    しかしNEW VINTAGEのエンジニアブーツはもちろん、
    一般的なエンジニアブーツのシャフトがきれいに収まるシルエットになっています。
    13.5オンスになります。

    AD-P-02 TIGHT SHOE CUT  INDIGO
     R0029297

    AD-P-02 TIGHT SHOE CUT  BLACK
    R0029314

    AD-P-02B TIGHT SHOE CUT  BLACK
    R0029305

    ブラックが2種類ありますが、横糸の関係で色落ちするブラックデニムと、
    色落ちしないブラックデニムの違いです。
    AD-P-02Bが色落ちのするブラックデニムです。

    一番上の画像と同じ、INDIGOを半年以上ほぼ毎日履いたものです。
    R0029322

    次はAD-P-03 REGULAR STRAIGHTです。
    AD-P-02に比べ少し太く、膝に絞りがなく裾までほぼテーパードなしのストレートシルエットです。
    15オンスですが、柔らかいジンバブエコットンなので着用感はもう少し低めのオンスに感じます。

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    R0029335

    サイズも1インチ刻みで展開していますので、より自分に合ったサイズ感を見つけることができると思います。
    ぜひ最寄の販売店で試してみてください。

    ADDICT CLOTHES

  • 13/10/13 振り替え休日、展示会休業のお知らせ

    明日14日は月曜日ですが祭日の為営業いたします。
    翌15日火曜日は振り替え休日とさせていただきます。

    そしてその翌週22日(火)~25日(金)は、ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE展示会の為、
    SHOPは休業となります。
    期間中は通販のみの受付となりますので、お目当てのものがありましたらぜひお早めに起こしください。

    ADDICT CLOTHES

  • 13/10/10 NEW HORSEHIDE GLOVES & MITT

    今日は今週土曜日発売のレザーグローブとミトンのご紹介です。

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    AD-G-02 HORSEHIDE TWO-TONE SHORT BOA GLOVES
    BLACK, ANTIQUE BEIGE, DARK BLUE Size 8(M), 9(L)  

    R0020726
    R0020731
    AD-G-03 HORSEHIDE TWO-TONE BOA MITT
    BLACK, BROWN Size FREE

    昨年同じホースハイドで発売して好評だったレザーグローブです。
    今年はロングからショートに、ジップからボタンに変更しました。
    もちろん昨年同様外縫い仕様です。
    カラーはブラック、ダークブルー、アンティークベージュの3色、ミトンはブラック、ブラウンの2色です。

    R0020702

    昨年同様人差し指と中指にスウェードの切り替えが入りますが、これは元々ただのデザインではなく、
    バイクライディング中にゴーグルの曇りや汚れを取るために付けられたものです。
    同色異素材のツートン仕様なので、バイクに乗らない人でもデザインのアクセントになるかと思います。

    ミトンはブラックにはブラウンのベルト、ブラウンにはブラックのベルトが付きます。
    ミトンはVINTAGEのディティールはそのままに、
    丸すぎるシルエットを補正して若干シャープフォルムになっています。

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    革は柔らかく軽量なホースハイドなので使いやすさはもちろん、使用する度に独特の光沢が出ていきます。
    短時間使用してシワが入るだけですごく良い雰囲気になります。

    どちらもライニングにはアルパカ混のボアライニングが付きますので防寒も万全です。
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    今回もとても良いグローブに仕上がりました。
    まだボアグローブを使う季節ではありませんが、数に限りがありますのでぜひお早めに実物をご覧ください。

    今回キーリングも製作しました。
    服に比べ小物は質素になりがちですが、UK BRIDLE LEATHER、刻印入りオリジナル二重カン、
    オリジナルボタンを使用した凝ったつくりです。
    重厚感もあり良い雰囲気です。

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    同じく土曜日は以前発売したUK BRIDLE LEATHERを使用したコインケースとカードケースが発売になります。
    既存色に加え、新色としてグリーンが追加されました。

    グローブと併せてご覧頂ければと思います。

    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE 
    石嶋 聡

     

  • 13/10/08 MY COLLECTION 4 MOTORCYCLE COAT

    ここ数年毎年言っている気がしますが、10月だと言うのになかなか涼しくなりませんね。
    それでもありがたいことに、AD-01,02.03のライダースとエンジニアブーツは既にサイズ欠けが出てきています。
    いつも同じですが、ジャケットもブーツも寒くなると一段とサイズ欠けや完売品番が出てきますので、
    お早めに店頭までお越し頂ければと思います。
    通販をご希望の方はお電話、メールでお気軽にお問い合わせください。

    さて今日は4回目のMY COLLECTIONです。
    前回の袖カフスセンタージップジャケットに続き、
    今回もライダースとは違う、よりクラシックなVINTAGE ITEMのご紹介です。

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    画像はMASCOTとLEWIS LEATHERSの50’s レザーコートです。
    モーターサイクルコートなので、防寒対策用の高い襟にチンガード、裏地のボア仕様、
    ウエストには裾からの風の進入を防ぐ為にベルトが付属し、袖にベルトや内リブが付くものもあります。
    一見ドレス用のコート風デザインですが、細かいディティールがファッションではなく必然としてアウトドア用に加えられたものです。

    イギリスでは50年代後半~60年代にかけて革製のモーターサイクルジャケットが普及し、
    レースシーン以外でもレザージャケットを着てバイクに乗るスタイルが定着していったのですが、
    それ以前はオイルドコットンやポリ塩化ビニール製のジャケット、
    レースシーン以外では上の画像のようなレザーコートや2ピースや3ピーススーツを着てバイクに乗っていました。

    バイクにレザーコートやスーツ?と思う方もいると思いますが、当時の写真はこんな感じです。

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    ファッションだけでなくバイクの造形すら随分と違いますが、これが戦前のUK MOTORCYCLE STYLEです。
    アメリカの場合でもレザージャケットの発展が早かったのと、デザイン的な違いを除けば、
    同じようなスタイルでバイクライディングを楽しんでいたことが当時の資料から伺えます。

    ちなみに私の乗っているSUNBEAMもちょうどこの頃のバイクですね。
    レザージャケットやオイルドコットンジャケットで乗るのもいいですが、
    そろそろレザーコートやスーツで乗ろうかと思っています。

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    この辺のVINTAGEは60、70年代のライダースと比べても負けない雰囲気やディティールを持っているのですが、
    服というのはどうしても古ければ古いほどよりギア的要素が強くなり、特にサイズ感やシルエットが現代で着るには難しいものがほとんどです。

    私自身数年前から戦前の古いバイクにのめり込んでいった事もあり、
    以前より少しずつクラシックなスタイルに惹かれています。
    アメリカンプロダクトやVINTAGEマーケットでは以前からこの辺の時代のものが脚光を浴びていますが、
    自分のライフスタイルに沿った自給自足スタイルで少しずつ物つくりをしていきます。

    まず初めに、今シーズンは上のモーターサイクルコートをベースにした製品をNEW VINTAGEで発売します。
    VINTAGE MOTORCYCLEに似合うのははもちろん、
    ライダース同様街着でも雰囲気良く着られるコートに仕上がっています。

    発売直前になると思いますが、そのコートもまたこちらで紹介しようと思います。

    ADDICT CLOTHES 
    石嶋 聡

  • 13/10/01 FREE&EASY

    現在発売中の雑誌FREE&EASYに、先日発売されたエンジニアブーツが掲載されています。
    私のバイクと共にブーツを履いた状態での写真もありますので、ぜひご覧ください。

    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE 
    石嶋 聡

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  • 13/09/25 ENGINEER BOOTS

    今週土曜日から新色を含めたエンジニアブーツが発売します。

    色は表革がBLACK, DARK BLUEに加え、新色GREEN,LIGHT BROWN,BLACK×BROWNのコンビ、
    スウェードはBLACK, BEIGE,に加え新色がPINKになります。

    しつこいようですが、ブーツ作成においてのこだわり等は過去に色々書いていますので、そちらをご覧ください。

    http://addict-clothes.com/blog/aparerl-blog/boots-aparerl-blog/2091/

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    BLACK×BROWNのコンビは展示会後サンプルを履き込んでいたので、良い感じにアジが出てきました。

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    以前紹介したダークブルーも更に履き込んで雰囲気が出てきました。

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    2足共特に手入れをせず履いているのでヤレた雰囲気になっていますが、
    まめに手入れをすればもっときれいにアジを出すこともできます。
    オーナーの用途や手入れの仕方で全く違うものになるのが革の魅力ですね。

    今回も非常に良い仕上がりなのでぜひご覧になってください。

    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE 
    石嶋 聡

  • 13/09/22 CLUTCH MAGAZINE

    現在発売中のCLUTCH MAGAZINEでヴィンテージジャケットと、
    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGEを掲載をしていただきました。

    レザー特集で見ごたえもあると思いますのでぜひご覧になってください。

    ADDICT CLOTHES

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  • 13/09/18 AD-03 KIP LEATHER BRITISH ASYMMETRY JACKET

    今週日曜日から以下のジャケットが発売になります。
    今週は土曜日ではなく日曜日からの発売になりますのでご注意ください。

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    AD-03 KIP LEATHER BRITISH ASYMMETRY JACKET BLACK, DARK BLUE
    Size 34,36,38,40

    去年も発売したAD-03 KIP LEATHERですが、
    今回はブラックに加えKIP LEATHERでは初のダークブルーが発売になります。

    SHEEPSKINが軽量で柔らかく、着れば着るほど経年変化していくのに対し、
    KIP LEATHERはレザージャケットらしい重量はありますが柔らかく、
    SHEEPSKINに比べゆっくりと変化していきます。
    ブラック、ダークブルー共に芯まで表面の色を入れない茶芯仕様になっていますので、
    袖口や玉縁などを中心に色が変化してメリハリのある経年変化をしていきます。
    SHEEPSKINに比べ新品時から光沢が強いのも特徴です。

    KIP LEATHERでは初のダークブルーで色、質感の仕上げに苦労しましたが、
    着込んだジャケットをPRODUCTSページに掲載するのが待ち遠しいジャケットに仕上がりました。
    日曜日にぜひ実物をご覧になってください。

    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE 
    石嶋 聡