07/10/18 Highwayman

以前のブログで、これからは更新回数を増やします と宣言したばかりですが、
結局半月ぶりのブログになってしまいました。
いつも見てくれている人には申し訳ないですが、これからもマイペースで更新していきます。
今日はLewis Leathersからはちょっと離れて、Highwaymanについて書いていきます。
ルイスレザーの良さは既にわかっている人も多くいると思いますし、これからも書いていきますので、
今回はよりディープにいきたいと思います。

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まずイギリスのライダースジャケットが好きでなければ、
ハイウェイマというブランド自体知らない人がほとんどでしょう。
このブログを見ている人達ならもちろん知ってますよね?
ただルイスレザー以上に資料がないので、
みなさんなんとなくルイスレザーの2番手のようなイメージをもっているだけではないでしょうか?

確かにモデル数やカラーバリエーション、
製造期間からすると圧倒的にLewis Leathersの方がシェアが多く有名なのですが、
革の質や使われているジッパー、全体のクオリティーからすると、
ハイウェイマンはルイスレザーにも全く引けをとりません。
Lewis Leathersは長い期間たくさんのモデル数とカラーを作っていましたので、
稀に革の質の良くないものもあります。(当たり外れがあるというか。) 
言うまでもなくルイスレザーは平均的には他のブランドに比べクオリティーが高いのですが、
ハイウェイマンは今まで100着ぐらい?見てきた経験上、
ルイスレザーに比べクオリティーのばらつきが少ないんです。
もちろんハイウェイマンにも個体差があり、革の良くないものもありますが、
生産数の多いルイスレザーに比べばらつきが少ないのは事実です。

ハイウェイマンとRIVETT’Sは協力関係にあったようですが、
これは裏地に付くラベルに両ブランドのネームが入っているので、知っている人も多いでしょう。
そしてルイスレザー社のDerek Harris社長の話によると、
当時ハイウェイマンは、一部ですがルイスレザーのジャケットも製造していたそうです。
Lewis LeathersとHighwaymanの両社はとても親しかったようで、
ルイスレザーの市場でのシェアが大きくなり、
工場での生産が追いつかない場合に、ハイウェイマンにジャケットの生産を頼んでいたという話があります。
ただ仲が良いからという理由ではなく、良いものが作れるからこそルイスレザー側も頼んでいたんでしょう。

ブランドネームで選ぶのでなければ、
ハイウェイマンでも十分ルイスレザーと同等の良いクオリティーを楽しめると言うことです。

次回、Lewis LeathersとHighwaymanの似たデザインのジャケットをそれぞれ比べてみようと思います。

時間があれば明日か明後日更新します!

ADDICT CLOTHES 
石嶋 聡