07/05/04 COLOR VARIATION

前回に続いて、今回もカラーバリエーションについて書こうと思います。

70年代に多くのカラーバリエーションを持っていたルイスレザーですが、
全てのモデルやカスタムジャケットを合わせると、相当な数のバリエーションになります。
単色でのカラバリは前回のブログでチャートを掲載しましたが、
画像のようなレーサーレプリカやKAWASAKIやHONDA等、バイクメーカー色のジャケットも存在します。
バイクメーカーモデルのほとんどが、スポーツマンがベースになっていて、
生産期間も少ない為、流通数ももちろん少ないです。

画像のようなパッドだけ色を変えてあるジャケットもあります。
私もいくつか所有してきましたが、1点ものとしての所有欲は満たされますが、
普段着として着こなすにはかなりのセンスが必要ですね。
ボディーとパッドの組み合わせはかなりの数になりますが、
どれも奇抜になるのでおそらくヴィンテージではそれほど多くは存在していないと思います。

現在あまり需要はありませんが、レーシングスーツ(ツナギ)にはカラフルなものが非常に多いです。
ツナギの場合は逆に、派手なカラーのものが多く、黒無地のほうが少ないですね。
70年代に流行した、オフロードバイクはカラフルなものが多いですし、
レース場でも派手な方が目立つというのが原因でしょう。

ちなみに画像のモデルが被っている帽子ですが、これもLewis Leathers製です。
ただ1度も見たことがありません。日本にあるんでしょうか? あんまり売れていたとは思えませんしね・・
もし、持っている方がいたらメール下さい。買い取りますんで。

先月の?FREE&EASYで、アメリカのディーラー、ラリー氏が良いことを言っていました。

「それぞれの時代において一番質の高いものをつくっていたレーベルのものが、
後にコレクターたちが欲しがる物となる」

もちろん例外もありますが、非常にわかりやすい言葉ですね。

ヴィンテージルイスも年代でのクオリティーのばらつきや、同じ年代でもそれぞれ個体差はあります。
しかし他のブランドと比べ、モデル数、カラーバリエーション、全体のクオリティーは比べる余地がありません。
(でもハイウェイマンは良いですよ この話はまた今度)
特に元々数の少ないカラージャケットは、年々本当に手に入らなくなっています。
というか、カラー物で特に質とコンディションの良いものを手に入れるのは、既に遅いぐらいです。
欲しいと思っている人はちょっと無理してでも買ってみることをおすすめします。
そろそろ最後のチャンスになるかもしれません。
値段は高くても長く着用できれば、安値で買った着ない服より、結果的に良い買い物をしているわけですから。
10年後に買おうと思った場合、もしかすると今の倍の値段かもしれませんし。

個人的にはカラー物好きなんで、カラージャケットよりブラックが人気出てくれると、
自分用に買えて嬉しいんですけどね。

ADDICT CLOTHES 
石嶋 聡