13/04/07 MY COLLECTION 2 STRIPED JACKET

本日のMY COLLECTIONでは、私がUK MOTORCYCLE JACKETに没頭していったディティールのひとつ、
ライン入りジャケットを紹介しようと思います。

R0011380

70年代のモーターサイクルジャケットの代表的なディティールはカラーレザー&キルティングパッドですが、
写真のようなライン入りジャケットも70年代を語る上で外すことはできません。

ラインが入ることによって元々レーシーなスタンドカラー、パデッドジャケットはよりスピード感を増し、
クラシックな雰囲気の襟付きセンタージップやダブルジャケットはカジュアルな雰囲気にさま変わりします。
写真のラインが1本、2本のものの他に、腕に円形状にラインが入ったもの、胸に縦に入いるもの、
それ以外にもいくつかのパターンが存在します。
もはや新しいデザインが生まれないであろうモーターサイクルジャケットにおいて、
ラインの配置や色でルックスが激変することがこのディティールの魅力です。

今回ダークブルーとライトブルーがベースになったバランスの良い2着を選びましたが、
黒ベースはもちろん、オレンジやイエローがベースになったカラフルなものも存在します。
ベースとラインの組み合わせで無数のジャケットが想像でき、ヴィンテージファンなら胸が高鳴ると思いますが、
主にサーキット、レース場向けだった為数も少なく、同じパターンに出会うことすら稀です。

私自身買わなくて後悔したジャケット、
子供のように好みの配色を想像して楽しんだジャケットなどいくつもあります。
去年の正月にNEW VINTAGEのホースハイドで発売した時も、ヴィンテージファンにはとても好評でした。
個人的にも欲しいカラーがいくつかあるので、またNEW VINTAGEでこの辺のジャケットを作ろうと思います。

ADDICT CLOTHES 
石嶋 聡