15/11/19 AD-19 HORSE-HIDE SPORTS COAT COMING SOON
今週は発売が多いので本日2度目の更新です。
ライダースと同じオリジナルホースハイドを使用したレザーコートです。
スポーツコートの名の通り、ラグランスリーブ仕様でレザーコートとは思えない運動性の良さがあります。
ホースハイドのレザーコートと聞くとすごく重いコートを想像するかもしれませんが、
着やすいよう革の厚みや重さは考えられています。
裏地は身頃がウール、袖は薄く中綿の入ったナイロンキルティングです。
袖口には内リブも付き風の侵入を防いでくれます。
襟にはチンストラップも付いているので、
ハイネックコートとしても使え真冬のタウン用はもちろん、冬場のバイクライディング時にも重宝するはずです。
ベルトにはうちのレザーコートでの定番、革巻きバックルとオリジナルアタッチメントが付きます。
過去2年間別のデザインでも使用しているこのオリジナルアタッチメントですが、
あまり用途が理解されていないので今回詳しく紹介しようと思います。
この革巻きバックルについている金属アタッチメントです。
このように腰に巻かれているベルトですが、
ベルトを外すには、当たり前ですがバックルに通っているベルト本体を外さなければいけません。
イギリスの冬は寒いので、バイクに乗るときはうちでも販売しているようなボアグローブをつけて乗っていました。
ボアグローブは厚みがある為、指一本一本の操作が素手や薄いグローブに比べて動かしづらくなります。
そこでグローブをつけたままでもベルトの調整ができるよう、
更にベルトの取り外しができるよう作られたのがこの金属アタッチメントです。
バックル側を外すだけでワンタッチでベルトを外すことができます。
今は昔に比べコートをタイトに着る傾向が強いので、そもそもベルトでウエストを絞ること自体少ないですが、
この当時の機能と金属アタッチメントのかっこよさに惹かれ、2年前にオリジナルで作成しました。
カチャっとワンタッチでスマートにベルトを取り外す動作がかっこいいんです。
別に無くても良い、ある意味無駄なパーツですが、個人的にはとても満足している付属品の一つです。
派手さはありませんがシンプルでとても良いレザーコートが完成しました。
こちらは他のジャケットに比べ生産数が少ないので、興味のある方はぜひ早めに試してみてください。
ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE
石嶋 聡