12/11/07 AD-10 SHEEPSKIN BMC JACKET

今日は今週土曜日に発売する新型ジャケットのご紹介です。
この秋冬シーズン最後のレザージャケットになります。


ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE AD-10 SHEEPSKIN BMC JACKET
Black Size 36,38,40

以前からお問い合わせを多く頂いているNEW VINTAGE初のコートタイプです。
イギリスで伝統的に使用されているオイルドコットン製のジャケットを、
NEW VINTAGEで定期的に使用しているシボの多いUKヴィンテージスタイルのシープスキンで作成しました。
コートデザインですが着丈はそれほど長くなく、カジュアルに着用できるサイズ感にしています。

一時期私がよく店でこのタイプのオイルドコットン製のジャケットを店頭で着ていました。
この手のデザインのオイルドコットン製ジャケットは本来雨を防ぐレインウェアとして普及したものですが、
その使用用途のせいもあって着丈は長めに作られています。
しかし50年代~60年代の初期型オイルドジャケットは、
どれも着丈がそれ以降の時代の物に比べ若干ですが短めになっています。
それを身長180cm超の私が着ていると、より短くカジュアルなスタイルになっていました。
今回のレザーで作成するにあたり、ディティールは限りなく50’s~60’s初期のヴィンテージを再現していますが、
私が着ていたバランスで着用できるようシルエットは調節してあります。

革はうちでの定番素材、
60年代~70年代のUKヴィンテージライダースに限りなく近いフルベジタブルタンニンのシープスキンです。
着用する度にアジが出ていき、どんどん自分だけの1着に育っていきます。
上の画像はサンプルを2~3週間ほど着たものです。
どちらも芯を茶色に残してあるので、より深みのある経年変化をしていきます。

裏地はUKスタイルのコットンチェックをオリジナルで作成しました。
更に初期のヴィンテージのジャケットに見られる、着脱可能なベストタイプのライナーも付属します。
通常は付けずに着るのが基本ですが、アルパカ混のボアライナーなので、真冬には重宝すると思います。



素材、ディティール、縫製、付属品、全てに拘わらないと出ない雰囲気のあるとても手の込んだジャケットです。
土曜日ぜひ実物をご覧になってください。

明日は同時発売するレザーウォレットを紹介しようと思います。

ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE
石嶋 聡