13/10/24 AD-12 SHEEPSKIN RESISTANCE JACKET
今日は先日に引き続き土曜日発売の新型ジャケットのご紹介です。
AD-12 SHEEPSKIN RESISTANCE JACKET
BLACK Size 34,36,38,40
NEW VINTAGEのオイルドジャケットでも展開しているRESISTANCE JACKETのオールレザータイプです。
NEW VINTAGEでは初のキルティングパッドジャケットになります。
70年代中頃から80年代にかけてイギリスではバイクのカラーデザインやスタイルの影響もあり、
派手なカラージャケットとパデッドスタイルのジャケットがポピュラーになっていきました。
レーシーでライダースジャケットをよりいっそうシャープに見せるディティールなのですが、
肩がいかつくなりすぎるとハードになりすぎるのが難点です。
ただし数はあまりありませんが、
ヴィンテージジャケットでもいくつかの条件を満たしているものはとてもシャープに着ることができます。
今回はNEW VINTAGEでヴィンテージパデッドジャケットの雰囲気を残しつつも、
着易くハードになり過ぎないバランスで作成しました。
革はNEW VINTAGEのオリジナルレザー茶芯のシープスキンです。
NEW VINTAGEのシープスキン全般に言えることですが、
着れば着るほどアジが出て、ツヤやシワが自分だけの形になっていきます。
スタンドカラーの内側はコーデュロイ仕様です。
更にOLD VINTAGEにも存在するディティールですが、
ダブル部分の下襟の裏もコーデュロイになっているのが特徴です。
ジッパーを開けて着ているときには革とコーデュロイの対比が、
更に革にアジが出てきた際にはよりいっそうメリハリが出て良い雰囲気になります。
裏地はライダース同様綿入りのコットンキルティングですが、
こちらはブリティッシュタイプのオリジナルチェックを使用しています。
そしてジャケット自体のシルエットですが、パデットジャケットはなるべくタイトにシャープに着たいので、
腕周りやアームホールは他のモデルに比べ若干細く作っています。
最初はタイトに感じるかもしれませんが、
シープスキンということもあり、着用を重ねるにつれ新品時よりもかなり楽にはなります。
着丈は長くしすぎるとポケットなどのディティールが崩れるので、
OLD VINTAGEのパデッドジャケットよりも少しだけ長くしました。
NEW VINTAGEだと、ここ数シーズンのAD-03とほとんど同じ長さです。
先日の紹介したAD-13 BRITISH EARLY MOTORCYCLE JACKET同様、
凝ったディティールのとても良いジャケットに仕上がりました。
ありそうでないバランスのジャケットなのでぜひ実物をご覧になってください。
ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE 石嶋 聡